輪るピングドラム 第11駅ようやく君は気がついたのさ
- あらすじ
苹果から残る日記の半分を奪った夏芽真砂子から日記を取り戻すため、冠葉は真砂子の家へと赴く。だが真砂子は自分たちにも日記は必要だといい、日記を渡そうとはしなかった。一方、苹果は、日記が姉の桃果のものであることを晶馬に明かす。そして姉が死んだ日に生まれた自分は姉の生まれ変わりなのだと主張する。だが晶馬は「君は君だ」と返すのだった。
- 感想
人が恋だと信じる一次の劇場も、しょせん脳内を駆けるホルモンの影響に過ぎない。
この言葉はなかなかいいですね。
バカな!愛など粘膜の作る幻想にすぎん!
-ギニアス・サハリン(機動戦士ガンダム第08MS小隊)
電車の座る位置で苹果と弟の精神的距離が描写されていて良かったです。
後半は恋愛行動についてなので特筆することはないです。
姉に自分を投影するがゆえに自分自身の自由意思に従えない葛藤は面白いと思いました。
現実でもよくありますよね。自分もそうです。