Eigenwert meines Lebens

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別冊オリンピア・キュクロス 1話 「君はヘレネス」 感想

あらすじ

ギリシャのとある海辺の村トリトニアの青年デメトリオスは運動神経抜群だが気弱な壷絵師。お金と名誉大好きな村長にオリンピックに出ろとしつこく詰め寄られ、古代の殺伐としたオリンピックには出たくないデメトリオスは悩むが、、、

別冊オリンピア・キュクロス 第1話~第3話 | dアニメストア

 

 

感想

なんだこれは。

面白い。面白すぎる。

古代ギリシア語、現代ギリシャ語共に2週間で挫折した私ではありますが、ギリシャの文化には非常に心惹かれており、また再度訪れたい!と熱望しているのです。

その割には大した世界史的知識もない私にぴったりの教育的配慮に富んだギャグアニメ。

 

ギャグのセンスがいちいち個人的にツボで、

デメトリオスがいきなり東京に転生してしまう時、お爺さんを見て、ゼウス!雷を食べている!ってそんな面白い発想ある?サツマイモだけど、、、

無知ゆえに知らなかったんですけどゼウスは天候を支配して雷を武器として使うそうですね。*1

 

アニメ中に挿入される曲もレトロな雰囲気が好きでした。

ギリシャ人は自分をヘレンの子だと信じていたから、ヘレネスと自称していたんだそうで。

てか、古代ギリシア語を解するお爺さんは一体何者なんだ、、、

 

*1:ヘーシオドス 『神統記』 広川洋一訳、岩波文庫1984